弥彦・もみじ谷を更に奥へと進んだ先の御殿山の中腹に位置する『湯神社』。
昔、弥彦の村人たちが彌彦神社の神官にお願いし、「弥彦の霊泉」
が湧き出る池の傍らの大岩を背に当神社を建立されました。また湯神社は俗
に「石薬師大明神」と親しまれ、諸病に霊験がある他、願い事は何でも
かなえてくださるとして、今でも多くの人から信仰されています。
『勝御神廟』は湯神社の石鳥居をくぐり、下り石段の手前右側、御殿場山の中腹にあります。天戸国命の孫にあたる建田背命を祀っています。農業の守護神又は勝と名がついているので、賭け事の勝負運の御利益を願う競輪ファンのお参りが多いようです。また、弥彦神社社殿正面の隨神門の右手奥にも弥彦神社の摂社、『勝神社』があります。
※摂社とは御祭神(本殿でお祭りしている神様)と関係のある神様やその土地の地主神などをお祭りした社のこと、その基準に当てはまらないものが「末社」とされ、摂社のほうが上位とされています。
|