大字弥彦2980番地にある曹洞宗の寺院。山号は歓喜山(かんきざん)。
本尊は無量寿仏、脇立に勢至菩薩、観音菩薩。開山は骨外芳徹大和尚。
堂宇は本堂112坪、庫裡66.5坪(文化13年=1816建築)。境内692坪。
由緒:無量寺として天正9年(1581)8月28日、高橋舎人(とねり)により創建。その後衰退したため、寛永18年(1641)、石瀬 種月寺 骨外芳徹禅師を開山中興の師に迎えて再建、本高寺となった。
その後2回火災に遭ったが、現在の本堂は文化13年の再建。明治45年(1912)の弥彦大火までは弥彦神社一の鳥居の山手側にあったが、大正2年(1913)に現在地に移転とともに本堂・屋根を全面改修。
子育延命地蔵堂も同時に移り、昭和37年(1962)現在の地蔵堂に改築。内部の内陣には子育延命地蔵尊が安置され、広く信仰の対象となっている。