天然記念物(昭和54年4月10日指定)


ヤヒコザクラ ー本  弥彦山頂 弥彦神社

 現在、弥彦山頂展望ビルの前面にある「白山桜」の変種で、日本における桜の大家、三好学博士によって大正9年(1920)に学名を「ヤヒコザクラ」と命名され、一般に公表されて久しい。
 花は中輪単弁、色は白く基部に紅をさす。生態的にはヤマザクラよりは高所に、エゾヤマザクラよりは低所に生えて、その中間に住み分けるというが、本樹は樹齢170年余、胴回り2.6m、樹高は12m余と、弥彦山中に点在する中で最高所、最老齢、最大樹であることを特に評価する。
 なお、全国的にも貴重な1株とされている。




文化財の
一覧へ
弥彦ホームページへ
一つ前へ戻る