天然記念物(昭和54年4月10日指定) |
きく ざ 菊咲きオクチョウジザクラ ー本 大字弥彦字登生寺 弥彦神社 |
約3mの傘状、花は淡紅色で花弁は多くなると200枚にも達する。2段咲きで、初めは外弁が開き、次に内側の花弁が開く。花の寿命は長く、4月中旬から約1ケ月にわたって咲き匂い、しかも花は現形のまましぼんで落ちるのが特徴である。 大正末期、他から苗木を取って現位置に植えたものであるが、いま全国に残っているこの種の「オクチョウジザクラ」は、この1株だけといわれるが、静岡県三島国立遺伝子研究所及び大阪府の財務省造幣局でこの親木から継木して成長した木が花を咲かせている。 ※極めて貴重なる原木で、継木・バイオ増殖も成功例が少なく、現在は種の保全のために、一般公開は控えさせて頂いております。何卒、ご理解の程お願い申し上げます。 |
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