無形民俗文化財(芸能)(昭和50年11月7日指定)

やはぎ ほうのう さとかぐらまい
矢作奉納里神楽舞  大字矢作 矢作里神楽保存会

 昭和初期に弥彦神社より、関係の深い矢作の赤崎神社へ舞衣装が下されたのを機に、国上村より里神楽が伝承されたと伝える。戦時中一時中断されたが、戦後になって復活した。
 昭和36年、第二室戸台風により矢作地内の3神社が倒壊したため、昭和46年3社を合祀し、矢作神社を建立した。この年里神楽保存会が発足した。
 毎年5月第2日曜日、矢作神社祭礼当日に特設舞殿で奉納される。
 昭和50年村無形民俗文化財に指定された。54年村文化協会が発足し、加盟した。
 現在、宮清祓(みやきよばらい)・地久楽(ちきゅうらく)・田の神(たのかみ)・真苗(まない)・天河(あまがわ)・事代主(ことしろぬし)・久奈戸(くなと)・神勇(かみいさみ)・出雲開(いずもびらき)・鹿島(かしま)・道行(どうぎょう)・四神(ししん)・鏡造(かがみづくり)の13舞が伝わっている。

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