▲潟Cワツキ付近                 ▲弥彦競輪場付近

天然記念物(昭和32年2月25日指定)

 やひこさんどう       なみき
弥彦参道スギ並木 大字弥彦(弥彦競輪場付近と潟Cワツキ付近)
                           弥彦参道杉並木保存会

 旧北国街道(北陸道)は古い時代から弥彦を縦貫し、村は宿駅としての役目を果たしてきた。この道が村に接する南北の沿道両側には、延長約200間(約350m)にわたり、神社では参道として杉を植えて厳重な管理を続けたため、数百年を経た今日では見事な杉並木となり、貴重な存在となっている。
 明治以後は行政の手で守られてきたが、老木であること、保護の手がゆるんだため枯死や衰えが目立ってきた。そこで昭和49年に弥彦参道杉並木保存会を結成し、これによって補植、施肥、枝下ろしなど、保護保全に努力をしている。

    よろづ代に 仕へまつらむ 伊夜彦の
           杉の下道 い往きかへらひ    良寛



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